HiromiVoice

声で人を豊かにする、をビジョンに掲げるナレーター酒匂ひろみの日記

本日のお弁当ランチと地味飯 ~My favorite lunch box and dinner~

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みなさんこんばんは、ひろみです。

 

今日初めてスマホから書いています。今更ながらはてなブログのアプリをインストールしたのです(遅ッ)。文章を書くときはPCが好きなのですが、思った時に綴るスピーディさはスマホが優るということで今更ながらアプリをポチ。やっぱり楽ですね笑 全然関係ないけど、この「笑」ってもう古いんでしょうか?「w」だったり「草」だったりの時代なんだろうなと思いつつ、若干いや結構抵抗があって今でも「笑」を使っています。アメリカでは「lol」だったけど(少なくとも私が留学していた2016年初めまでは)言葉は生き物、やっぱり日本と同じように移り変わっているのでしょうか?

 

さてさて、今日はお昼に食べたお弁当(自作)と夕飯の記録ブログです。

 

もともと作るのは好きで(家族のためなら)、これまでInstagramやnoteなどでちょくちょく載せていたけど、写真が得意でない私にとってインスタは不向きで、noteはちょっとカラーが違うかなと思い、日頃ありとあらゆることを書いているはてなブログに戻ってまいりました。

 

前置きが長くなったところで本題です。

 

今日は冷蔵庫の残り物でお弁当🍙私お弁当大好きなんです。入れ物が違うだけで、卵焼きが入るだけで、なんだかワクワクしませんか?

 

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おかずはこちら💁‍♀️

・ネギ入り卵焼き

・鶏モモステーキ

かき揚げケチャップ炒め

・梅干しおにぎり(夫には昆布)

ブロッコリー

 

かき揚げは先日作った残りがあったので、ケチャップで軽く炒めただけ。これ、小さい頃母がよく作ってくれたんです。揚げたてのサクサク熱々はもう甦らないけど、ケチャップで炒めるとまた別の旨味が出て最高!チープだけどお弁当のおかずにもってこいな味です。かき揚げだけでなくトンカツもおすすめ。

 

夜はこちら💁‍♀️

 

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写真にメニュー書いてあるので割愛します。レンコンは煮物にするのが一番好きです♡

 

茅乃舎の出汁が本当に美味しいので味付けは最後に醤油と酒を少し入れて落とし蓋をするだけ!

(人参1本・大根半分・レンコン15センチくらい・水500ccくらいに対して1パック入れました)

 

 

 こんにゃくはこんにゃく粉よりもこんにゃく芋からできたものの方がお肌に良いと聞いてから毎度奮発して買ってます。味もこっちの方が美味しい気がする。

 

流石に毎日こんなに作らないけど、週に一回頑張れば、副菜もお味噌汁も冷蔵庫で3日くらい持つので今日はがんばった日でした。

 

なんだかんだ自分の作る料理が一番ホッとします。笑

 

明日はとっても冷え込むようなので、風邪を引かぬようお気をつけくださいね。

 

それではまた次回お会いしましょう♪さようなら。

 

物事の良い面を見る ~ Looking on the bright side of what you are facing ~

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みなさんこんにちは、ひろみです。遅ればせながらあけましておめでとうございます(遅すぎ)!今年もどうぞよろしくお願いします。

 

さて!唐突ですが2021年の私の抱負は「物事の良い面を見る」こと。

きっかけは年末に度々乳腺炎を繰り返しほとほと疲れ切っていた時に助産師さんに言われた言葉でした。

乳腺炎になっても、何も学ばずにいたらもったいないわよ。何か学んで終わる!って大事よね」

その時は、

「ええ〜ん。そんなこと言われても今は受け止める余裕ないよ〜。痛いしだるいし本当に痛い。。。食べ物だって自由に食べられないし、元気が出ない。。前向きな言葉も時には重いなあ...」

なんてことを思ってしまった私。

 

でも帰宅中思ったんです。本当にそうだな、と。

 

何事にも光と影があるのなら、一長一短あるのなら、良い面悪い面があるのなら、できる限り明るい面を見た方が絶対に良い

 

自分に起こったこともそうだし、周りの声だってそうです。私のことを大嫌いな人がいるのならば必ず大好きな人がいる。大好きな人たちの方を向いて生きていった方が絶対に良い。(耳の痛いことを言ってくれる人も含む)

 

そんな時、こんな投稿を見て思ったことがあります。

(これは英語学習のためフォローしているアカウントです。イディオムだけでなく著名人の素敵な発言がタメになるのでおすすめです☺️)

 

www.instagram.com

 

...he was redefining failure for me, and so, failure became not about the outcome but about "not trying".

(失敗は、結果ではなく挑戦しないことだと失敗の再定義をしてくれた)

 素晴らしい親ですよね!私もこんな親になりたいものです。

 

”失敗は目先の結果ではなく、挑戦しないこと”

とありますが、もっと言えばそこから何も学ばないことなんだと思いました。

 

だとすれば、目の前に何か不快な不安な怖いような事象があるのならばそれはきっと前に進んでいる証拠だし、そこから何を持って帰るか(学ぶか)を試されているのではないかと思うんです。

 

それに解釈は自分で好き勝手にできますよね。

 

例えば好きな人に告白して振られた時に、「私はブスだし明るくないから振られたんだ」「私のよさがわからないなんて最低な男だ」と思うのか、「彼よりもっと良い人に出会えるよってことなんだろう」「魅力的に思ってもらえるように自分磨きをしてみよう」「振られる人の気持ちってこんなに切ないんだ。わかってよかった」などと思うかは自分次第。

 

もちろん、落ち込むことがあったらとことん落ち込んだらいいと思います。振られてもうこの世の終わりだ〜!!ってなるもの良い経験だし、仕事や家庭内のことで思い悩み地の底まで暗くなる時期だってあると思います。

 

でも。

 

一通り落ち込んだらくるりと前を向いて上を向いて明るい解釈を与えることは何より大切だし、

それが物事を前に前に進めてくれる一番の原動力だと思います。

 

第一、自分がそれをしなければ誰もしてくれないもんね!

 

以前こんな記事を書きましたが、

 

aoioi-love.hatenablog.com

 

結局、本当に意味で自分を励ましてあげられるのは自分だけ。だからこそ、物事の良い面を見るって、それを癖にするってすごく大事だと思うのです。

 

私はついつい、ブルーに入ってしまうことがあるので、今年は敢えて目標にしてみようと思いました!

 

みなさんは2021年、どんな目標を立てましたか?(特段立てなくても良いと思いますが...全員に共通しているのは「健康」ですね。お互い気をつけつつ免疫力をつけて過ごしましょう!)

 

ということで、今年は去年よりもうんと沢山物事の良い面を見て努力していく所存です(固い)。こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさんにとって、笑顔が多い年になりますように!

 

それではまた次回お会いしましょう♡さようなら。

 

 

 

2020年の振り返りと2021年の想い

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みなさんこんにちは!気がつけばもう大晦日。今年の振り返りや最後の配信はもっと前もって収めておきたかったのですが、こんなギリギリになってしまいました。

出産から始まり、あっという間に、でも思い返すと長かった、そんな1年が終わろうとしています。今年も、

今年の振り返り - Hiromi Voice

にならってざっと振り返りをしてみたいと思います。

1月

予定日より早く産まれたらどうしよう?と毎日そわそわしていました。毎朝毎晩夫に、「ねえ、今日産まれたらどうする?」と聞いていたのを思い出します。なんて幸せな光景なのでしょう。結局そんなことは全くなく過ぎたのですが。この月の思い出は仲良し夫妻がお家に遊びに来てくれたこと。生後2ヶ月弱の娘ちゃんを抱いて小雨の中来てくれました。ありがたい。まだコロナも拡大してなくて、4人初めてノンアルで7時間ほど語らって、とっても楽しいひと時でした。平和で穏やかで、幸せな1月でした。

2月

予定日は2/10。でも40週過ぎても降りてくる気配はなく、予定日の前日から入院することに。ちょうど建国記念日だったので病院はシーンと静か。お医者さんが皆揃っている翌日に陣痛促進剤を打つ予定でした。2/9に入院して、バルーンを入れてもらった後すぐに来た猛烈な腹痛。陣痛ってこんな感じなの?それともこれはただの腹痛?どっちかわからずずっとトイレにこもっていました。応援に来てくれた父と母ともろくに話せずそのまま夕方には陣痛室へ。ここからが長かった…。詳細は

 
 
 
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www.instagram.com

に書いているので、ご興味ある方はぜひお読みください。(痛いのが苦手な方はスルーなさってください。私の姉はこれを読んで震え上がっていました笑)

一番驚いたのは、出産中よりも産後の痛み。こんなに痛いなんて、こんなに漏れるなんて、聞いてないよ〜〜〜!!と。そして一日10回以上続く授乳。これまた痛い。母親になるって、痛いことなんだなあと思ったこと、一生忘れないと思います。同時に、出産も育児も決して一人ではできないということも身を以て感じました。産後毎日ご飯を届けてくれた母には感謝してもしきれません。私を含めて4人を産み、育ててくれたお母さんの凄さを初めて知ったように思います。産後は息子の呼吸が変な音を立てている!とか、へその緒がなかなか取れない!とか、黄疸が引かない!とか、ありとあらゆることが心配で心配で、もともと心配性なタイプですがそんな私もびっくりするくらい心配で毎日生きた心地がしませんでした。笑

同時期にコロナが拡大してきて、不安と心配の毎日。去年立てた目標

  • 面白がる(ナレーションも同じ)
  • 60点で合格
  • 自分の笑顔を一番に考える

すでに達成できず。母は強しっていうけど逆じゃん私〜と感じた1ヶ月でした。一方、あんなに痛い思いをしたのに、スヤスヤ眠る息子は可愛くて出産翌日には「もう一人ほしいなあ」と夫にポロリと言ったのには自分でも驚きでした。心配で不安で、感謝な2月でした。

3月

息子が少し人間らしくなってきて、相変わらず夜は頻繁に起きるし、昼間も私から離れるとすぐ起きるしで家事をするのが精一杯だったけど、アフレコを楽しんだり外気浴を楽しんだり、少しずつ余裕が出てきた1ヶ月。お義母さんが大事に取っておいてくれた着物を掛けて近くの神社でサクッとお宮参りをしました。夫も私も毎日睡眠不足で顔がむくんでいる写真が愛おしいです。

音声配信も再開しました。産後初めての配信は

anchor.fm

やっぱりこれ。こちらも痛い話なので苦手な方はご遠慮ください!(友人(男性)は怖くて最後まで聞けなかったそうです。笑)産後初めてのナレーション案件もいただきました。Mさん、いつもありがとうございます。母子共に人間らしい生活を取り戻しつつある3月でした。

4月

3回目の結婚記念日。記念すべきこの日に会社を設立した夫。2つのお祝いをかねて妊娠中食べられなかったお寿司を買って、ノンアルで乾杯。家族3人写真をオーブンレンジの上に立てたスマホで自撮り。ちっこい息子が可愛い。生活リズムも整ってきて、ナレーション以外の仕事も再開。希望に満ちた4月でした。

5月

自粛生活が世界的に広まってきました。と同時に、主に海外のリスナーの方からDMをいただくこともこの頃から増えてきました。みなさん日本語はよくわからないものの、「安心するから」「心地が良いから」聞いてくださっているとのことでとても嬉しかったです。声の持つ力を再認識しました。同時に、ナレーターとして早く第一線で活躍できるスキルをつけたい!とレッスン再開への意欲が高まり、師匠に連絡。今思うと焦り過ぎてたな、と反省。焦っていた5月でした。

6月

31歳の誕生日。たまたま家族みんなで集まる日が私の誕生日で、それはそれは大きなケーキを2つを買ってもらい、お祝いしてもらいました。息子も初対面できて、色んな人に抱っこしてもらいました。幸せですね。幸せな6月でした。

7月

レッスン再開。初回はいい感じ。しかしここから私の焦りと欲が裏目に出て、1ヶ月ほど負のスパイラルに陥ることに…。な〜んであんなに焦ってたんだろ?と今になっては思います。当時は早く社会復帰したかったのだと思います。振り出しに戻った7月でした。

8月

師匠にダメ出しばかり食らって本気で泣きました。夏なのに鼻水も垂れました。ダメ出しされたことに泣いたのではなく、ダメ出しされるまで自分が間違った方向に進んでいることに気軽かなかった事実に情けなくて涙が出ました。あんなに人前で泣いたのは社会人になって初めてかもしれません。ここから私のスイッチが変わった、かな?

もう一つ泣いたこと。それは乳腺炎になったこと。夫がフットサルで不在中、ゾクゾクゾクっと悪寒が走ったと思ったら一気に発熱。39度近くまで上がり、おっぱいは激痛。夜な夜な震えながら泣く泣く真夏の日差しの中、リュックと息子を背負って助産院へ。幸い薬とマッサージで1週間ほどで治ったものの、死ぬかと思った乳腺炎助産院のありがたさを感じました。色んな意味で泣いた8月でした。

9月

少しずつ軌道修正できた、ナレーション。息子もよく動くようになったので日中はほぼ練習の時間を取れず、夜寝かしつけた後フラフラになりながら1時間集中。狭い我が家なので声で起きるだろうなと思いつつ、徹底的にやらせてもらいました。割とよく寝てくれた息子くん、ありがとう。集中した9月でした。

10月

急に引っ越しが決まり、現地へ内覧、土地勘のないところだったので色々リサーチ、保育園申し込みゼロからやり直し(保育園も全くわからないので地図とネットとにらめっこ)、契約、引っ越し準備、その間に京都に帰省、と忙しかった....。直感で決めた引っ越しと物件。こういう時の直感は良い方向に進むものだな、と振り返って思います。結局なんでも直感がすべてなのかもしれません。直感で動いた10月でした。

11月

引っ越し当日は季節外れの暖かさと天候に恵まれて、昨年の結婚式同様恵まれているなあと感じた日でした。都外の引っ越しは久しぶりで、家族3人分の荷物は初めてで、夜の7時頃までかかりました。引っ越しの夜はカップラーメン、それとビスケット。とにかくエネルギーを欲していた。息子の保育園も無事決まり、新しい生活にワクワクした11月でした。

12月

そして今月。1年の疲れが一気に出たかのように、夫から風邪がスタート、私に移って案の定息子にも。私は2回目の乳腺炎にもなり、なんども助産院へ通いました。そこで気が付いたこともたくさんありました。全ては意味あることなんだって、よく言われるけれど、そう思った方が絶対良い方向に行くよってことなんだと思います。息子くんの夜泣きやおっぱい求愛も増して、クタクタボロボロな12月。笑 これもきっといつか笑って話せるんだと思います。クリスマスに撮った家族写真、夫は散髪してなさすぎてヘルメットを被っているみたいだし、私は疲れ果ててやせっぽちでご飯たべさせたくなる感じ。息子だけ元気いっぱいで何より!

一人では何もできないと感じた1年

2020年も、昨年や一昨年と同様怒涛に過ぎていった(3年連続引っ越しもした)。今年をあえて言葉で表現するなら何かな?と考えて一番しっくりきたのが

一人では何もできないと感じた1年

 でした。あんなに長く険しい出産、びっくりするぐらい身体がボロボロになって動けない産褥期、回復しきらないまま手首を痛めたり腰を痛めたり、髪が抜けたり乳首が切れたり、わけわかんない泣き声に余裕がなくなり、自分と家族の不調と付き合いながら笑ったり泣いたりしながら過ごす育児期。

ここまでやってこれたのは、いつも隣にいてくれる夫を始め、サポートしてくれる両親、応援してくれる家族や友人、温かいコメントをくださるリスナーのみなさま、信頼してくださるクライアントのみなさま、関わる全ての方のおかげです。

コロナで「分断」されたと言われる社会。私はそうは思いませんでした。直接会えなくても、顔は見えなくても、インターネットを通じてたくさんの愛を感じることができた1年でした。本当にありがとうございます。

2021年の想い

また、私自身YouTubePodcastを通して「声の持つ力」を再認識した年でもありました。声で人を豊かにしたい、というビジョンを掲げたのは1年前。豊か、という表現が曖昧だと思われる方がいるかもしれませんが、私の中のイメージは「和らぐ」感覚です。悶々としていた気持ちが晴れやかになったり、悩んでいたことが解きほぐれたり、不安な気持ちが薄らいでいったり…。誰かの悩みを直接解決することはできないし、傷を癒すこともできませんが、ちょっとでも「ホッ」と一息つける。そんな一助になれたら幸いです。

今年は育児に奮闘した年でした。幸いにも保育園に通うことができており、息子も今の所園生活を満喫してくれているようなので、母は家族のため、社会のため、未来のため、自分のできることを自分のしたいことでコツコツ実現させていきたいと思います。

声で人を豊かにする

 おこがましいかもしれませんが、2021年はこの想いをより一層強く持って走っていきたいと思います!

みなさま、来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えくださいませ。また2021年にお会いしましょう!

心から愛と感謝を込めて。2020年12月31日 酒匂ひろみ

 

 

 

「決めないこと」と「ゆるすこと」

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0. 冒頭の小話

みなさんこんばんは!ひろみです。

朝夕とめっきり冷えてきましたがいかがお過ごしでしょうか?私は再来週の引越しに向けて内覧やら契約やら調べものやら手続きやらで少しバタバタしておりました。思えばここ10年で8回もの引越しをしている私。もう引越しは勘弁よ〜と思いつつ、9回目となる今回のお家はこれまでよりも広く、間取りも眺望も空気も良く、今から新しい生活にワクワクしています!

1. 「決めないこと」

さて、今日は私の最近のテーマについて。最近のテーマは「決めないこと」と「ゆるすこと」です。

自分で言うのもなんですが、もともとものすごく真面目で責任感の強い私は、いちいち目標を決めて物事に向き合っていました。「ここまでに●●を仕上げる!」「何日前までに準備は万全にする」「一週間のスケジュールはこれ」といった具合に、めちゃくちゃ綿密ではないにしろ、結構きちっと管理したがりでした。達成するとその日は大満足で就寝。終わってないと焦ってストレス。そんな、疲れるタイプの人間だったなあと思います。

2. 息子に気づかされること

でも日々息子と向き合っているといろんなことに気づかされるんですね。育児アプリや母子手帳には「離乳食のモグモグ期」とか「ハイハイ期」とか書いてあっても、その時期にその通りの発育になるとは限らない(大抵、まだかな〜とやや心配になる頃にケロッと成長ステージを上げてくる息子)し、友達のお子さんができることできないことがうちの息子ができなかったりできたりする。でもいたって彼は健康で(ありがたいことです)毎日「一生分の親孝行なの?!」というくらいにケラケラ楽しそうに声に出しておかしく笑ってくれます。離乳食をパクパク食べてくれる日もあれば、二口くらい食べてもういりませんと拒否することもあるし、いつもの倍の時間をかけて完食する日もある。一時期は夜間に7時間くらい寝てくれた時もあったけどその後は2時間おきに起きるし、日中おっぱい欲しがらなくなってきたと思いきや夜間の食いつきはこれまで以上で、もし2人目授かったら乳首機能するのかな?というくらいシワシワなおっぱいを見つめては同情する夜も少なくありません。

3. 育児は自然

何が言いたいかというと、「予定通りに行くことなんてほぼない」という事実を思い知らされたということ。そしてそれを受け止められるようになったということです。物事なんて思い通りに行かないんだよ、と頭ではわかっていたことだけど、独身時代はなんだかんだで自分のペースで生きていけていたし、仕事だってロジカルだとかPDCAだとかとにかく数字で語れるようになれ〜!みたいな雰囲気の職場も多かったので、子供と向き合って初めてこれまでの考え方が不自然だったんだなと思うようになりました。以前、養老孟司さんの「超バカの壁」で”子供は自然”という言葉を目にしたことがありますが、まさにその通りだなと。お天道様のように毎日コロコロ変わるし、読めない。逆らうこともできないし、思い通りにしようと思っても絶対に無理!そんな当たり前、自然なことを今初めて実感しているのです。

4. 変わることを前提に、柔軟に構える

だから、何事も「決めない」で臨む。今、育児を例に出しましたが何事も「決めない」。(仕事のスケジュールは守りますよ!笑)原稿だって急に変わるかもしれないし、住むところだってほら、私たちのように突如変わるかもしれない。コロナ時代の今はまさにそうですよね。誰もこんな世の中になるとは想像だにしていなかったはず。今頃日本はオリンピックを終え、いい年だったね、と言いながら師走に向けてまた忙しくしていたことでしょう。でも、そうはならなかった。

変わることを前提に、柔軟に構えていたいなと思う今日この頃です。

5. 「ゆるすこと」を意識したキッカケ

そしてもう一つ、「ゆるすこと」。

とあるキッカケがありました。一つ目は父と話していた時のこと。とある知人の話になった時(彼女はいいこと言っているわりに敵が多く、発言を聞くと確かに攻撃的で反感を買うような言い回しが多い。勿体無いよね、と言った話を私がしていた時)のこと、父が一言

「彼女が変わる一番簡単な方法を教えてあげようか。それは許すことだ」

と言ったのです。具体的に誰をどんな風に許すのかは伏せますが、とても納得した一言でした。

2つ目のキッカケはネット記事で美容家の神崎恵さんのインタビュー。育児と仕事の両立がテーマだったのですが、両立はできないとした上で、

「両立しようと思うと頑張っちゃう。頑張れないと自分を責めて、イライラしたりするじゃないですか? だから『両立しない!』と自分に宣言して、あとはもう許していく。部屋が散らかっても許す。許す、許す、許すです!」と力を込める。 

 という言葉を読んだ時、ストーンと腹落ちしました。

6. ゆるしていかないと前に進めない

そうなんですよね。ゆるしていかないと前に進めないんです。部屋の散らかりもそうだし、旦那さんへの不満もそうだし、子供へのジレンマもそうだし、友人へのモヤモヤした気持ちもそうだし、家族への思いだってそうだし、自分の不甲斐なさだってそうです。

全部全部ゆるしてあげないと、どんどん苦しくなってしまう。苦しくなるとストレスが溜まって、家庭内も仕事も何もかも上手くいかなくなってしまう。

ゆるすって、難しいけど簡単です。簡単だけど難しい。でもやっぱり簡単です。自分次第でどうにでもなるんですから。まだゆるすには時間がかかることもあると思います。いろんなレベルの怒りがあると思います。思いがあると思います。だからゆるせることから少しずつ。自分自身のことも含め、どんどんゆるして行こう!そう思ったら、とても優しい気持ちになるから不思議です。

7. おわりに

結婚した年に病気になった私。その時にも学びがあったな、少し変われたなと思っていたのですが、出産して育児を通して子供を通してどんどん考え方が変わっている気がします。いや、考え方というか受け止め方ですかね。(同じ?笑)川のごとくサラサラと物事を捉え、山のようにどんと構え、風のように爽やかに、生きるにはまだまだ人としての修行が足りませんが、そんな感じで柔らか〜〜〜〜〜く生きていきたいなと思う今日この頃なのでした。

皆さんの最近のテーマは何ですか?良かったら教えてください。

それではまた次回お会いしましょう!今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。See you!

「しっかりやっていく」

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 0. 冒頭の小話〜大変だけど幸せ〜

みなさんお久しぶりです!ひろみです。

最後の更新からなんと4ヶ月も経っていました。毎日息子のお世話やら家事やらトレーニングやらお仕事やら、バタバタしてて夜になるともう足がガクガクするくらい力尽きる日も少なくありません。これに加えて最近引っ越すことが急遽決まったのでバタバタが加速!息子の夜泣き(そんなに激しいものではないのですが)も夜中2回はデフォルテ。ここ数ヶ月、2時間以上連続で寝られた日は2、3日?ってくらい少ない涙。「大変だね、、、」と言われることも多いです。書いてて確かに自分大変だなって思うけど、とても幸せです。家族一緒に健康でいられるだけで幸せだし、やることがあるってすごくありがたいことだなぁと思う日々でもあります。日に日に深くなっていく目元の窪みだけは楽観視できないけれど(これ、どうにかならないのかなあ)!

さてさて、そんなことをタラタラ書いてる場合ではなく本題へ参りましょう。今日は最近心に響いた言葉をご紹介します。(いつも冒頭長くてすみません)

1. 「しっかりやっていく」

何かにつけて「しっかりやっていきたい」と締め括るのはよく政治家に聞く言葉だなって思ってたんですが、私の夫は毎日数回はこれを口にします。ついこの間までは「また政治家じゃ〜ん」とか言ってからかっていたのですが、この言葉、すんごく大切な重要なかっこいい言葉だなって思ったことがあったのです。

それは先週。やっとの想いで実現した京都への帰省中の出来事です。普段、午前中は特にテレビをつけない我が家ですが、実家は大抵日本テレビが流れています。朝の「スッキリ」を何気なく見ていたら、銀杏BOYZの峯田さんが出演されていました。ここだけの話、銀杏BOYZ峯田和伸さんも存じ上げなかった私。「へえ、すごく活躍されている方なんだな〜」と軽く視聴していました。でも、とあるシーンで耳が一気にダンボになったのです。

それは、峯田さんがオンラインライブを始めたという話題に入った時でした。「視聴者のみなさんにどんな想いで?」と聞かれた峯田さん。その質問に対して、「いや、もう何もないです。ただしっかりやっていくってだけです。どう思ったかは観てる人に委ねて・・・」言い回しは私のアレンジが入っていますが、このようなことを速攻で答えられていました。

その瞬間、峯田さんが、銀杏BOYZが長年第一線でご活躍になられている理由がわかった気がしました。

そう、誰にどう思われたいとか、何を届けたいとか、考えている時点で間違った方向なのですよね。これはナレーションの師匠にもよく言われます。自分の想像していることを届けるなんてとんでもないナルシスト。私たちの仕事はあくまで「想像していただくこと」。そのために文字を読み、理解し、意味を届ける。その中でテクニックを自身の感覚と塩梅で盛り込んでいく。その繰り返しです。

峯田さんの一言で、アーティスト、すなわち一表現者として絶対に忘れてはいけないことを思い出させてもらいました。

2. しっかりやっていくより他に道はない

話は戻りまして、私の夫は毎日「しっかりやっていく」と言います。最初は「何も具体的じゃないし、毎日毎日同じこと言ってウルサイな〜〜」と思っていたのですが、最近は「うんうん。本当にそうだよね」と共感しています。だって、しっかりやっていくより他に道はないのですから。もちろん、その「しっかり」の方法がとても大事なのですが、Anyway, しっかりやるしか道を切り開く方法はないとつくづく思う今日この頃なのであります。

3. 人それぞれの「しっかり」がある

どんな風に「しっかりやっていく」のかは人それぞれあると思います。よく言うじゃありませんか、失敗体験にパターンはあれども成功パターンは多岐に渡る、と。だからそのしっかりの種類は千差万別。私もまだ試行錯誤中です。その都度その都度の「しっかり」もあると思います。私だったら今は息子が最優先事項です。その中でどうやりくりしていくか。日々考えながら葛藤しながらやっています。たまに頭が混乱することもあるし、体力がついていかない日も正直あります。そんな時大切にしているのは、「少し」でも「丁寧に」鍛錬すること。そして「夢を諦めない」こと。できないときは休めばいいし、それがストレスになるのならほんのちょっとを丁寧に鍛錬してみる。そんなことをしながら過ごしている今日この頃です。

4. 最後に

峯田さんを拝見したのはテレビの中のたかが数分でしたが、とても魅力的な方だと思いました。それはきっとベクトルが良い意味で自分にあるから。「自分はただしっかりやろうと思ってます」の言葉からどれだけ日頃努力して、本番でどれほど集中しているのかを思い知らされました。思いがけずに心に火をつけてもらった出来事でした。

それでは今日はここまで。またお会いしましょう!