ナレーション業修行日記#1 〜何事も思いやり〜
私は現在、とあるナレータプロダクションに所属し、プロのナレーターになるべく修行しています。
なぜ志しているのか?ナレーターのプロってなに?ということについてはおいおい書くことに。
今日はレッスンの日でした。毎回毎回反省と気づきと学びがあるのですが、今日もはぁぁぁぁぁぁ!自分はもう!と反省することがありました。そして何事も同じだな、と。
散々言われることの中に
- 聞き手の気配を感じる
- 意味だけを伝える
というものがあるのですが、これはもっとわかり易くいうと、
- 自分のために読まない
- 気持ちを作らない
ということになります。つまりは、
マスターベーションするな!!
自分に酔いしれて、自分が作ったイメージを伝えると、聞き手は自分の中でイメージを持つことが出来ず、楽しくありません。
ようやく自分の50音が見えて来た、という自信が私を勘違いさせたのでしょう。つい、色を付けてしまいました。
案の定、社長からスパッと切り捨てられ、録音した内容を聞き直すとまぁ気持ち悪い。なんというか、あざとい感じがするんですよね。声には心がよくでます。
なんのために声を出すのか?誰に紡いでいるのか?
基本に戻って読み直すと、感情を入れていないにも関わらず、躍動感があり聞いていて嫌味がない。
やれやれ、私はなんて自己本位なんだ・・・と猛烈に恥ずかしくなった本日でした。
考えてみれば、仕事も結婚生活も、相手への思いやりが全てですよね。
自分だけ気持ち良くったって、何も拡がらないし結局面白くない。
そんなことを考えながらの帰路でした。さぁ、また頑張ろう!!