HiromiVoice

声で人を豊かにする、をビジョンに掲げるナレーター酒匂ひろみの日記

テラスハウス感想〜2020年3月31日配信分〜

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みなさんこんにちは、ひろみです。

今日の東京は雨。風も冷たく4月とは思えない寒さです。今日から新天地!という方も多いと思います。寒い中お疲れ様でした。濡れて風邪を引かないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。

さて、今日はテラスハウスの感想です。何を隠そう(?)テラスハウスの大ファンな私。今までにもラジオで何度か語ってきました。

anchor.fm

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最近だと、Podcast ではなくて stand.fm というアプリでこの手の話はのみ配信しています。(と言いつつまたPodcastでも話すかも)

stand.fm

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今日は最新話(2020年3月31日配信分)を観ての感想です。今回も、ドラマ以上のドラマがありましたね…!

 

我慢せずに気が付いた時に伝えることの大切さ

「爆発する前に伝えて?」

学生だった頃、当時交際していた恋人に言われたことがあります。

「お願いだから爆発する前に伝えて?俺、気がつかないから」

と。似たようなことを言われた、あるいは言ったことのある方も少なくないのではないでしょうか?彼/彼女の嫌だな、直して欲しいな、こうしてほしかったな、今の言葉傷ついたな、と言ったマイナスな感情にその時は蓋をしてこと無きを得るものの、いつの間にかそれが蓄積されて爆発してしまう。そしてちょっとした喧嘩だったはずが、「あなたは前もそうだった、いつもこう、この時も…」と、本人の自覚のないままズケズケと言葉のナイフを刺してしまい、大げんかになる。(往往にして相手が怯むOR傷つく)

我慢はお互いにとって毒

そんなことを、昨日テラスハウスを鑑賞していて思い出しました。

ストレスを溜めて良いことは皆無です。仕事上の関係であれば、人間としては嫌いだけど仕事はスムーズにできるからまぁいいか、と割り切れるかもしれないし、薄っぺらい人間関係であれば気にしている時間が勿体無いし、時と場合によってはその時グッと我慢するって効果的だと思うんです。

でも毎日同じ空間で生活している人間同士、グッと我慢も限度がありますよね。ましてや好きな人だったら尚更。好きだからこそ、仲良くしたいからこそ、我慢してしまう気持ちもよくよくわかります。でも、持論ですが、ストレスって、感じ始めた時には時すでに遅し。99%くらい溜まっている気がします。

花さん、ビビさんも、夢さんも、おそらく男子メンバーも、快さんに対して同じようなストレスを抱いていたのでしょう。だからこそちょっとしたことがキッカケであんなことになってしまう。

しかし問題は、本人にとっては寝耳に水だと言うことです。それまで彼らがストレスをためていることなんてこれっぽっちも思っていながゆえに、花さんの言葉の大半はただのナイフのごとく傷つく言葉になってしまったのではないでしょうか?(傷つきもしていなかったらまずい)

そして、溜めて溜めて爆発してしまった人間は、自分でもびっくりするくらい相手のことが醜く見えたり嫌いになってしまうと言うデメリットもあるように思います。(それでも愛してる!という位惚れるパターンもありますが)

我慢できるレベルの時に「点」を置いておく

相手に自分の思いを伝えたり、相手に相手の直した方がいいことを伝えるのってとても難しいし体力のいることです。だってそもそも全く違う人間。自分がどう感じようと相手がどう感じて行動しようと自由なのですから。そこを強制/矯正することは誰にもできません。よくいうじゃないですか、「相手は変えられない」と。

なので、「もっとこうした方がいいよ」って言うのはエゴとも言えるし、究極の勇気そして優しさとも言えますテラスハウスの醍醐味はここにあるのかもしれませんね。本来であればそんなこと言い合う関係でなく、表面上の仲良しこよしでいられるけど、密に生活を共にするからこそ勃発する今回のようなドラマ。

それくらい体力のいることなので、私は気がついた時にちょこちょこ言うというのがとっても大切だな〜と思うのです。昔の恋人が言ってくれたように、本人は、周りの人あるいは恋人がここまでヒートアップしてるなんて想像だにしていない。だから全く言葉が刺さらない。ただの叫び声に聞こえている(おそらく)。だからこそ、我慢できるレベルの時に「ねぇ、ここはこうしてほしい」「こうした方がいいと思うよ」と冷静に伝える。その時本人がピント来なくても、爆発した時に「あの時も言ったように…」で、ハッ!と思い出してくれる確率が高まる。そう、この爆発はあの時とあの時との積み重ねなんだ・・・と点と点を線で結べるんじゃないかなと思うのです。

何事もそうですが、点と点が線で結べた時、人ってガッテン!するような気がします。だからその「点」を、気が付いた時に置いておく作業が大事だなと思いました。

その人をダメにしないように動きたい

人が悪者になるのは簡単

もう一つ感じたことがあります。京都旅行での態度、スタンドアップでの失敗、コスチュームの洗濯ミス、とこれでもか!と立て続けに快さんの周りに怒った悲劇(?)。ここまであると流石に周りのみんなも辟易してしまいます。おそらく日頃の態度もあって、ビビさん以外誰もヒートアップする花さんを止めようとはしませんでした。その映像を見てふと似たようなシチュエーションを思い出しました。

それは仕事場でのこと。どこにいても仕事ができないと言われてしまうキャラクターがいます。「あの人は仕事ができない」と聞くと、どうしてもそう見えてしまうのが人間です。そしてなんとなく、「あ、そのメール仕事できなさそう」「あ、資料の作り方効率悪い」などと、その人の欠点ばかりに目が言ってしまいがち。少なくとも私はそうでした(ごめんなさい)。でも、人間って誰しも得意不得意があるわけで、極悪人やいじめっ子など心根が腐っている人以外は、絶対良いところがあるものです。向いている仕事があるはずです。

でも。「あの人は仕事ができない」「あの人は人の気持ちを考えられない」

と一言言われてしまうと、レッテルを貼られると、その人が立ち直るキッカケをすら奪ってしまうのではないか。そんな風に感じました。もちろん、直した方がいいことがあるのは前提として。環境や言い方、シチュエーションで人が悪者になるのは簡単だよな、と放送を見えていて思いました。

指摘した分、良いところを見つけたい

だからこそ、相手に指摘した分、その人の良いところを見つけて伝えていきたいと最近特に思います。いつだったか、何かのテレビで聞いたことがあります。「相手の悪いところが目につく人は良いところを見つけるのも上手」だと。その人を悪者にするのは簡単。だったら、難しいことをしていこうではありませんか。そもそも、悪いところを見つけられる人は良いところも見つけられるので、両方見つけていけばいい。そうでないと、なんだか寂しい悲しい。私自身、自分のことを振り返る良いキッカケになりました。もっと若い時は、恋人や同僚に厳しいことを言ったきりだったなぁと反省もしました。もしこの記事を読んでいたら、あの時は今より人間ができていなくて、ごめんね。と伝えたいです。

「惚れる」と「愛する」の違い

ダメなところを含めて好きになる、は2つある

最後は、ちょっと違う類の話です。

冒頭女子部屋で3人が京都旅行でいかに快さんがダメダメだったかを話している時、ビビさんが言いました「でも、それすらも愛する…」おそらく彼女は、ダメだダメだと思いながら一人の男性をとことん愛したことがあるのでしょう。私もあります。あぁまたこんなことになった…と思いながらもその人に惚れてしまったが弱み、なかなか別れることができなかったことが。でも今思うと、それは「愛していた」のではなく「惚れていた」のだなと。

相手のダメなところをひっくるめて好きになるって、あると思うんです。ちょっとダサいところとか、かっこ悪いところとか(おなじか)、周りから見てイケてないところが、なんとも愛しく感じたり、守ってあげたいと感じることが、あると思うんです。でも個人的に思うのがその先の感情がどっちにあるかが大事だな、と。

「惚れてる」のか「愛している」のか

それは、そのマイナスな面をちゃんと受け入れているかどうかだと思います。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、その人のイケてないところを「イケてないけどかっこいい」だとか「イケてないところが刺激的」だとか「イケてないところは私が直せる!」という感情って、「惚れてる」ということになるのかなと思います。

対して、「イケてない。それはわかる。それでもそれを上回る人間力がある」「ここはイケてない。それはわかる。でも私もそういうことあるし、一緒に成長していけたらいいな」とか「ここはかっこ悪いけど、それ以上に尊敬している」という、その人自身をありのまま受け入れて、変わることを期待していないことが「愛している」ということなのではないか、と最近思います。

私は学生の時、完全に前者でした。だからこそ喧嘩しても前進することはなく、結局同じような喧嘩パターンを何年も繰り返しました。そしてご縁がなくお別れしました。彼のことは人としてとても好きだったし、男性として心底惚れていた。でもそれだけでした。

人間同士、「尊敬」「信頼」がなければ長く続かないように思います。誰しも持っているマイナス面を、どう受け止めているのか。受け止めた上でも好きでいられるくらいの魅力を感じているか。

花さんが前回放送で仰っていた、

”私は私のこと一番に思ってくれる人がいい。快くんをそこまで愛することは今はできない”

とても正論で、賢明だと思いました。恋愛体質の私だったら、もしかしたらそれでもあなたのことが好き!ってなっていたかも(笑)

恋愛は楽しい!

「惚れる」にしても「愛する」にしても、いずれにしても人を好きになるってとっても素敵なこと。大変なことも多いけれど、発見も学びも幸せも恥ずかしさもいっぱいあって、生きてる!って感じがしませんか。笑 私は夫を愛していますが、仕事に向き合う姿だったり、お風呂上がりに見つめられたりするとドキッとして「惚れ」てしまいそうになります。そういう気持ちをいつまでも大切にしていたいなと思います。(惚気てすみません)

最後に

私個人的な見解を書かせていただきましたが、テラスハウスを観るといつも自分のことに置き換えたりしながら色々考えさせてもらえていい番組だなと思います。同時に、ここまでさらけ出される(時によっては自分の意図しない方向に話が展開しちゃう)メンバー、メンタル大丈夫かな?と心配することもあるのですが、勇気付けられることも多々あります。全くの第3者ですが、遠くから応援しています!私も頑張ろう!!

皆さんは、最新話の放送をご覧になっていかがでしたか?またDMやコメントなどで教えてください。

それではまた次回、お会いしましょう!最後までお読みいただきありがとうございました。