Hiromi Voice

声で人を豊かにする、をビジョンに掲げるナレーターひろみの日記

ナレーション業修行の道#15〜相手を納得させる〜

アイキャッチ画像:Lee_seonghak

このブログは、音声でも配信しています。

みなさんこんにちは、hiromi です。

約1ヶ月ぶりの、ナレーション業修行の道シリーズ。今回は、「相手を納得させる」ということについて書きます。

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ナレーターの仕事って、いただいた文章の意味を伝えて聞き手に満足してもらうという、一見とても単純なものです。

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しかしその単純なことをプロのレベルでやろうとすると本当に本当に、難しい。学び始めた頃は全くわからなかったのですが、今は現場に出ている先輩方のレベルがいかに高いか、テレビで耳にするナレーターのみなさんの表現方法がいかに多岐でレベルの高いところでされているかが、よく分かります。

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私はまだまだペーペーなのですが、最近ようやく「声に軸ができてきた」とKさん(事務所の社長です)に言ってもらえるようになりました。(やっと!まだそんなレベル、とも言えますが苦笑)

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声の出し方って、理論的に言えば腹式呼吸とか、喉を開くとか、口径を正しくするだとか、多分色々あるんだと思います。でもKさんの指導はベースに

みんな違うんだからいろんな50音があっていいじゃない

というもの。とても素敵だなと思います。

なので、正しい云々とかはなく、結構抽象的な指導で、自分の感覚を掴み、なぜそれができたのかできないのかの理論づけを自分ですることになります。

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最近、ようやく自分の声に芯を持てるようになったのは、一つに

相手を納得させるのが仕事

という言葉をいただいたからかなと思います。

ナレーターの仕事は、相手すなわち聞き手を納得させること。その材料は文章なので自分の言葉ではありません。でもその言葉が伝わるかって、イコール聞き手の耳に心に頭に残せるかどうかということです。

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だから、そもそも自信のなさそうな声で言ったところで誰も耳を傾けてくれやしない。自分自分という姿勢で声を張ったって見向きもしてくれない。

大事なことは

「伝えるんだ」という意志を以って、相手目線で表現方法を取捨選択していくこと。

その、「意思をもつ」という感覚をようやく掴めてきた今日この頃なのです。

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「相手を納得させる」

これって、誰かとコミュニケーションを取る上ではとても大事なことですよね。

対上司でも、顧客でも、家族でも、友人でも恋人でも、「納得してもらう」ってすごく難しいことだと思うんです。

口喧嘩で勝ったって、相手が納得しているとは限らない。

そもそも納得してもらうためには、自分の意志があること、そして伝え方が適していること、相手の反応も踏まえてコミュニケーションを取ることがとても大事。

私生活でも、全然できてないことが多いなぁと、ナレーション業を通じてしみじみ感じることでした。

学べば学ぶほど、自らも顧りみれる日々。なんて言ったから堅苦しいかもしれませんが、本当にそう思います!

納得してもらうこと。

そのためには・・・を履き違えることなく、今日も鍛錬しよう〜〜〜。それではまた^^