ナレーション業修行の道#12〜塩梅は教えられない〜
こんにちは。
昨日は久しぶりのレッスンでした。昨日、Podcasts でもお話ししたのですが、この3週間自分の中でテーマにしていたのが
自分の特長を明確にする、自分で自分をプロデュースすること
でした。私の音色はK氏の言葉を借りて言うなれば「健康的な声」です。
がこれはしかし「よくある声」にもなりがちです。誰が聞いても不快にはなりにくいが、個性的にも聞こえない。
そうならないために、この3週間は基礎をみっちりと、且つ
強弱の弱
にもっとも力を入れました。
これは年末最後の合同レッスン時にとある所属メンバーから「ウイスパーが上手」と言われたことがヒントになりました。
そうか、弱い音にも特長を見いだせるのかもしれない、と思い特訓した結果、それまで苦手だった弱が好きになり、且つ自分らしさがよりはっきりした感覚でした。(まだまだですが苦笑)
そんなこんなで久しぶりのレッスンだった昨日。3週間自己鍛錬していた方向性はずれておらず一安心。ですが、基本的なことが未熟であること、自然体にやれていないことが明らかになりチーン。自分で気づけるようになりたい・・・。
基本的なこととはこちら。
- 聞き手と「対話」すること
- 上半身を使うこと(脳で命令しない)
- 弱も上半身を使うこと
- 塩梅をつかむこと
これらを意識するだけで、響くベクトルが変わり、空間が広がったのがわかりました。あぁ、日頃の練習で気づきたい!!
Annyway, これでまた日々の鍛錬の質をあげることができます。
でも、上記1〜4をそのまま頭で理解してもあまり意味がない。なぜならK氏に言われたことそのままメモしているから。自分の言葉で理解し、自分流の方程式を編み出さなければ一人で成長することができません。
そこで!自分の言葉で改めて。
対話する
魂で会話する
丹田を意識する
強弱、50音の喜怒哀楽を身につける
おそらく何を書いているのか分からない方がほとんどだと思いますが、備忘録的日記をスタンスとしているのでご容赦くださいませ^^;
今日の練習から、上記4つは身体に染み込むよう徹底します!
タイトルの「塩梅は教えられない」というのは、どんなに強弱ができても表現方法が多岐にわたっていても、モチベーションの高低は人によって異なりますし、レベルもスイッチも違うため、ここだけは自分で探り、知っておく必要があるということです。
ここまでのレベルになれば、ぐんと幅が広がって見える世界も変わってくるのかなと思う今日この頃です。
悔しい、という気持ちも味わった昨日。これを糧にして、質の高い練習に!頑張ろう〜。
それではまた^^