HiromiVoice

声で人を豊かにする、をビジョンに掲げるナレーター酒匂ひろみの日記

ビジョンを持つこと。

こんにちは。久しぶりの投稿です。

画像は今年行った、カリフォルニア・ナパにて。全然ナパ感ないですが。笑 ノースリーブ着てますが、この後夕方6時くらいにサンフランシスコへ戻った時はカーディガンに冬用のマフラーを巻いていました。日中と朝晩の寒暖差がワンシーズン違います。これからご旅行へ行かれる方はくれぐれもご注意を!

さて、今日は「ビジョンを持つこと」についてお話します。

ビジョン、と聞くとパッと思いつくのは企業理念だとか、そういう類のことだと思います。私もなんだかんだ人事畑にずっといるので、ビジョナリーカンパニーだとか、ビジョンがあってミッションがあってバリューがあってクレド(行動規範)があって・・・とすぐに想像します。

でもこれって、企業に限らず、個人も持っているはずだと思うんです。

先日、事務所の社長から指導を受けていた時、やっと「これだ、この声だ!」と思う瞬間、本当に一瞬なのですがありました。その印象を言葉で表すなら、

あったかみのある声

ふと出てきた言葉でしたが、これこそが自分が実現したいこと、具体的に言えば

あったかい声で、聞いている人に心地よく感じてもらえるナレーションをしたい

ということこそが、小さい頃からの夢でもあり生涯の目標なんだと自覚しました。

社長にも、「それが良さなんだ」と言っていただき、なんだか自信を持って自分のビジョンにできる気がしました。

考えてみると、誰でもビジョンを探しているのかもしれません。

先日102歳の祖父が大往生を遂げたのですが、お坊さんがこんな話をしてくれました。(私の意訳です)

“南無阿弥陀が人生の軸になる、と手紙に残したお坊さんがおりましてね、その方は人生で5回も結婚しているのですが、4回も奥様に先立たれているんですね。それで彼は悟ったのでしょう。人を支えにしてもあまりにも簡単になくなってしまうもの。そうして最終的に仏の道にたどり着いたのでしょう”

これを聞いた時、ビジョンに似ているなと思いました。

ビジョンにする上で大事なことは、自分が正しいと思う判断基準を常に示唆してくれるか、自分が奮い立たせられるか、自分が気持ちがいいなとストンと納得できるか、だと思います。

そういう意味で、ビジョンが仏様であっても、自分で作った言葉や信念であっても、誰かの行き方であっても、なんでもありだと思うのです。

そしてもう一つ。

ブレないビジョンを持つ人は、必ず成功します。どんなに優れた人でも、ビジョンがなくては何者にもならないと私は思います。

と、いうことで!

あったかい声で、聞いている人に心地よく感じてもらえるナレーションを。

今日からこれが私のビジョンです。

声は性格と言いますから、こういう声を常に出すのもものにするのも、とっても難しいと思いますが・・・。人生は鍛錬。毎日がビジョン達成の為のエッセンスと思って生きて行きます。

そして、くそまじめになりすぎず、ポジティブに!(自分に言い聞かせ)

皆さんのビジョンは何ですか?