HiromiVoice

声で人を豊かにする、をビジョンに掲げるナレーター酒匂ひろみの日記

2023年の振り返り。

みなさんこんばんは!ひろみです。

気がつけば今年も残すところあと1時間ほど。今年はゆっくりブログを書く余裕がないなと諦めていたのですが、今、息子の寝かしつけから目を覚まし、「やっぱり文字に一年を締めくくりたい!」と、誰もいない義実家のダイニングでパチパチしています。やや乱文になりますが、お付き合いいただける方はよろしくお願いいたします。

 

2023年は私にとって「清算」の年だったと思います。

インスタやYouTubeなどでは度々シェアさせていただいていたのですが、今年は面白いくらい毎月事件が起こりました。途中、「私って厄年だったかな?」と、厄年の意味を調べてしまうほど(普段そういうことは全然気にしないタイプなのですが)、一般的にあまり「ついていない」こと、「大変なこと」が続きました。

 

でも振り返ると、その全てが、私の人生においてとても重要な「決断」をするきっかけになってくれたと感じています。

 

逆にいうと、私はここまで何かが起こらないと、決断できなかったんだろうなぁ...と。

 

20年前、幼くて弱い自分を肉体だけでも守ろうと、一度いなくなって消えてしまった魂が、ゆったりと蘇ってきた感覚です。

 

人生はどんどん良くなる。

私(あなた)はもっともっと幸せになる。

 

これはYouTubeアファメーションでもよく口にする言葉なのですが、本当にそうだなと思います。

 

自分の感情に蓋をせず、自分自身に対峙することを諦めなければ。

その過程で、誰かに頼ることを選んだら。

 

2023年、私の身の回りに起きた全ての出来事と、支えてくださった全てのみなさんに心からの感謝を愛を込めて。

 

本当にありがとうございました。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

(どんなことがあって、どのような決断をしたのかは、YouTubeのメンバー限定動画でお話ししているので、ご興味ある方は

youtu.be

からご覧くださいませ☺️)

 

みなさんにとって、穏やかで温かい新年の幕開けとなりますように!

 

 

2022年の振り返り〜夢を手放さない〜

みなさんこんにちは!ひろみです。

晦日ですね。私は今、夫の実家リビングでパチパチ(タイピング)しています。昨日実家に着いたのですが、着いて早々鰻丼をいただき、息子と遊んでもらい、私はその様子を片目にこたつでくつろぐながらパソコンを触り...。帰るたび甘やかしてもらって本当にありがいです。(お義父さんお義母さんいつもありがとうございます!)

さて。今日も例に倣って今年の振り返りをしたいと思います。ちなみにこの3年ほど、このシリーズを書いているせいか、去年の話だったか今年の話だったかわからなくなる時があるので時々インスタで確認しながら書いています。笑

 

1月

お正月、初めて夫の実家に帰省しました。息子を連れて帰ったのも初めて。初めての新幹線とっても嬉しそうでした。みんなでフグやすき焼きを囲み、義弟の婚約者Mちゃんとも初めまして。水族館へ行ったりみんなで中華屋さんに行ったり。あぁ家族が増えるって幸せだなァとありがたく感じる一年の始まりでした。

2月

息子、2歳の誕生日!昼からたこ焼きパーティして(息子は全く食べず。子供用ナイフで魚肉ソーセージばっかり食べてたw)3人で昼寝して起きたらまさかの18時。急いでセブンのカステラにイチゴを添えてお祝い。写真に映る息子は1年前よりもたくましく、私と夫は1年前よりも活気を取り戻していました。(2021年が疲れ過ぎてた)

当時の気持ちを鮮明に思い出せないのでここからはインスタから引用。

「ここまで育ってくれてありがとう」

というしんみりした気持ちになるかと思いきや、1歳過ぎてからの荒れ具合が酷かったせいか(毎日朝から晩まで泣いては自傷行為。常に抱っこ。何度一緒に泣いたことか...。夜泣きもあったし度々熱出すし、トラブルもあった...。今思い出しても泣ける←)、

「よくここまで頑張った私!!」

という自分を褒める日になりました。

誕生日って、生まれて来てくれた息子の嬉しいめでたい日だけど同時に、ここまで必死に育てて来た自分たちを労う日でもあるんだなぁとしみじみ。初めて味わった感覚でした。私と夫、それぞれの両親もきっと、こうやって子どもたちの誕生日を迎える度にホッと息をついていたんだろうなと思ったら、目頭がギュッと熱くなります。

嬉しいことに2歳をきっかけに息子の嵐は収まりを見せ、泣いてもすぐ立ち直り、泣くより爆笑が圧倒的に増え、これでもかというほど可愛い仕草を見せてくれています。

昨年に比べるとあまりにも良い子すぎてソワソワしてしまうくらい🤣

ということでした。「その日のむくみはその日のうちに」と言いますが、「その時の感情はその日のうちに」メモらないとすぐ忘れてしまうものだな、と振り返っていて思います。きっと息子との思い出もそうなってしまうのだろうな。できるだけメモりたいと改めて思いました。

3月

2歳を過ぎた頃から息子が一気に成長したなと感じました。言いたいことが言えるようになってきたのでストレスが減ったのかなと思います。この頃から私にもだいぶ余裕ができて息子のことを面白おかしく見れるようになったように思います。

そして3/4にはYouTubeのチャンネル登録者数が10000人を超え、とっても嬉しかったです。まさか1万人を突破できるとは始めた頃は予想だにしていなかったのでよりYouTube運営への意識が高まっていきました。(といってもこのあと相当迷走をするのですが...w)

4月

事務所のプロフィール写真を撮りました。ピンクのワンピースを着て。仕事、たくさん来ますように!と願っていたらいただきました。今までで一番本格的な現場で緊張。そして力不足を痛感。本番で8割出すって凄まじいんだなと実感しました。幸いクライアントさんは納得してくださってすぐに終わったのですが私の中ではしばらく「苦い記憶」として残っていました。(いつか笑って話せるようになるべく、引き続き精進します)

5月

私の夢の一つである「家族で車で長距離移動をする」が叶いました。関東から京都まで車で帰省。義弟の結婚式へ参列するためです。これでもか!ってくらい寄り道して10時間かけて到着。あぁ楽しかった!運転大好きなので夫には1秒も譲らずひたすらハンドルを握っていた私。次はもっと遠くへ行きたいなぁ。そのためには健康で安全運転で居続けよう。と真剣に誓った私なのでした。義弟の式は温かくて朗らかで、素敵な式でした。久しぶりに会えた親戚(正確には夫の、笑)とも話ができて幸せでした。息子は人生初のリングボーイに挑戦!ちょっと恥ずかしくて最終的はママの抱っこだったけどいっぱい周りを笑わせてくれてありがとう。

6月

33歳の誕生日。髪の毛をバッサリ切って、家族にお祝いしてもらいました。「おかげさま」をしみじみ感じた誕生日でした。いつも近くで力をくれる夫、私にたくさんの笑顔をもたらしてくれた息子、支えてくれる全てのみなさま、心からありがとうございます。と何度も思いました。

7月

Earn to walk で有名な STEPN に夫がはまり、夫婦でウォーキング開始。といっても一緒に歩くのではなく私は朝、夫は夜と時間をずらし(息子を見るため)毎朝3キロほど歩き始めました。歩くのって本当にメンタルに良いですね!

8月

百日紅が綺麗だなぁ、と月の半分は思っていたくらい、穏やかな月でした。夫は36歳。立派なアラフォーです。もうサーモンの脂さえも重たく感じてしまうほど老けてきましたが、そんな姿を観れるのも嬉しいナ。と思うほど夫婦仲も今年は良好でした。今までたくさんぶつかってきて良かったです。

百日紅以外で印象に残っているのは、埼玉県にある角川武蔵野ミュージアム。ここでの話は最後の章で書きたいと思います。

9月

井の頭公園内になる動物園へ二人でお出かけ。初めてのメリーゴーランドは終わりかけに楽しそうにしてくれてホッ。その日の夜に発熱。コロナではなかったけど2歳になってから体調を崩さなかったので久しぶりにバタバタ。しかし発熱にも慣れてきて、ちょっとだけ母親っぽさを実感しました。私はこの頃から深夜に頭痛が続いてあまり眠れなくなりました。原因不明で悩み始めることに。

10月

家族で滝を見に行きました。笑 滝をどうしても見たかったわけではなく、夫が「ここにしよう」と初めて提案してきたのです。いつも私がいろいろ計画しているのでたまには考えて、とお願いしたらまさかの滝。でもこれがすごく良かった。生まれて初めて「神様がいる」と感じたし、近くのお昼屋さんは趣があって木漏れ日が美しくて。(そこに辿り着くまでは一悶着ありましたが。笑)

ちなみに原因不明の頭痛は続いていて、人生で初めてMRIを撮りました。何もなかったのですが頭痛は治らず。なんだろうなぁ。

この頃からYouTube運営についてもより深く考えるようになり、今後のことをも踏まえて別チャンネルを立ち上げました。某オンラインサロンにも加入し、もっと自分の知識&実践を深めてスキルアップしたい!という意欲がむくむく。

11月

10月の意欲そのままで、ナレーションのスキルもアップしたい!とずっと気になっていた講師の方に連絡。オンラインで「そもそも鼻を治した方が良い」と言われ耳鼻科へ。年明け2月に手術することに。今までとまた違った別の観点から指摘をもらえたことで、自分がモヤモヤしていたことが一つずつ整理されていった気がします。(実は原因不明の頭痛も、その講師の方と話したことがキッカケで自分なりに原因を見つけることができました)現状と向き合い、自分の身体を整えた上で丁寧にトレーニングし、高みを目指そう!と思っていた矢先、家族でコロナに罹りました。(チーン)といっても息子と私はPCRを受けられず、夫がたまたま病院で受けたらコロナ陽性。3人とも風邪っぽいし多分みんな罹っているだろうと思いおとなしくW杯を観ながら家族で1週間自宅で療養。ずーっと3人で一緒にいて、体調は良くなかったけれどこれはこれで幸せだなぁと家族時間を堪能しました。

12月

鼻のメンテナンスは引き続き行いつつ、別の方法でトレーニングを始めたことで自分の中で日々変化を感じることが増えてきました。今までなんとなく「わかった」ことが多かったなかで、手応えを覚えたのは初めてかもしれません。(ナレーションの話)

また、別のYouTubeチャンネルも立ち上げ、YouTubeの方向性をやるべきことがしっかりと見えてきました。自分の強みもわかってきたし、こちらもプロ意識が強く芽生えてきたように感じます。

整った年

昨年の振り返りの最後に書いたように、昨年末は

心から「幸せになる。なれる」

と実感できたことが一番大きなトピックでした。

そのおかげか今年は毎日喜びと幸せに包まれていましたし、心が穏やかだったからこそ、自分の身体に目を向けられたり、「別の視点」を取り入れられたのではないかなと思います。

やっぱり心が安定していること。これが全ての基準だなと再確認しました。

そして今、すごく活力に満ちています。やっと自分のことを理解するだけでなくちょっとずつコントロールが上手になってきて、やりたいことややれること、やった方がいいことが明確になりました。

あとはもう丁寧に積み重ねるのみ!

常日頃から応援してくださるみなさんに良い報告ができるように、引き続きがんばります。

夢を叶えることは誰かを幸せにすること

最後にもう一つ。今年のW杯を観ていて感じたことがあります。

それは「夢を叶えることは、誰かを必ず幸せにする」んだということです。

サッカー選手になりたい、歌手になりたい、YouTuberになりたい、ナレーターになりたい...いろんな夢があると思います。「〇〇になる」だけでなく、

明るいお母さんでいたい、好きなだけケーキを食べたい、綺麗な洋服を毎日着ていたい、ブランドのバッグが欲しい、大きな家に住みたい、モテたいなど、そういうものだって立派な「夢」です。(つまり法律に反すること以外で自分が強く望むことが、夢)

それらを実現するためには程度は違えど「努力」を「継続」することが必要で、努力を継続することは簡単なことではありません。

簡単にできないからこそ、人は憧れたり刺激を受けたり感動したり、喜んでくれたりする。

何が言いたいかというと、どんな小さなことだってきっと世界のどこかにはあなたの行動をポジティブに受け取ってくれる人がいるんです。もちろんネガティブに捉える人もいますが、1人でもポジティブに受けて取ってくれる人がいるのなら、十分に価値があります。

だからこそ、だからこそ。

自分の夢は絶対に諦めてはいけない。すごくそう思います。

私自身、2年前にプロのナレーターになることを諦めかけたことがありました。あるいはYouTube運営を辞めようと思った時期もありました。でもその時に母から

「夢だけは諦めちゃダメ」

と一言、でも力強く言われたことでどちらも手放しませんでした。この感情を8月のインスタにも投稿しているので以下に引用します。

先日行った、 @kadokawa_culture_museum のゴッホ展入口にて。彼のものと思われる言葉が幾つも地べたに散らばっていた。

ど共感したのがこちら。

「インスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。
模範の奴隷になるなよ。」

一度手放してしまった感情や感性は、二度と同じように掴めない。

それを何度か繰り返すうち、内から湧き出る言葉や色や感覚は、突然「遠いもの」になってしまう。

私はこのことに最近気付きました。

14歳からつけていた日記。
28歳の時まとめて処分してしまったけど、誰にも見られないあの言葉たちの持つ尊さに、最近気付きました。

感じたことを感じたままに記すこと。

自分だけの世界をカタチにしていたこと。

怖いもので、インスピレーションやイマジネーションは一度引いてしまうと次にどうやって表現したらいいか分からなくなります。

それが言葉でもメロディでもメイクでもファッションでもなんでもいい。

自分を止めないこと。
絶対に止めないこと。

それは自分の一部だから。
迷った時戻れる柱だから。

もし息子が何か表現したくて、それをカタチにし始めていたら、絶対に止めたくない。

もし私が、心震える何かに出会って、年甲斐もなく夢中になったら絶対に止めたくない。

この3行から、そんなことを思いました。

今やっていることが周りの人に馬鹿にされてもいい。

応援してくれる人や喜んでくれる人は必ずいる。

一番悲しいことは、自分を諦めてしまうこと。夢を諦めてしまうこと。

そんな風に感じます。

最後に

2023年は明確になったことを丁寧に積み上げていきます。

プロのナレーターになる。

YouTubeを通して「ほっとできるひとときを」提供する。

この2つの目標に近づけるよう精進します。笑顔を忘れずにね。

いつも応援してくださるみなさんには心からの感謝の気持ちでいっぱいです。今年も1年本当にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください!

 

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深夜のお悩み相談室

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おやすみ前のささやき朗読

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本当に強くなるために必要不可欠なこと4つ。

みなさんこんにちは、ひろみです!今日も足を運んでいただきありがとうございます。

2022年もあと数日となりましたね。今日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか?あるいは年末年始もお仕事という方もいらっしゃいますよね。みなさん、本当におつかれさまでした&です!

さて、今日はYouTubeを通して感じたことについて書きたいと思います。よろしければお付き合いください。

 

増えてきたご相談

YouTubeではお悩み相談室というコンテンツをシリーズ化しています。

もともとご感想やご質問をいただきたいなと思ってもうけたこちら。昨年夏頃からたくさんのご相談をいただくようになりました。当初は1つ1つのご相談に対して動画を作っていたのですがだんだん件数が増えてきたので、せっかくなら「寝ながら聴ける長尺のラジオ風にしよう」と思って作ったのがこの【お悩み相談室】(2022.10.18 より別チャンネル化)です。

迷いながらも回答。すると...

人間関係や恋愛、受験や就活に家族、自身のコンプレックス...。

さまざまなお悩みを読み、考え、迷い、「こんな回答でいいのだろうか」「逆に相談者さんを傷つけてしまったらどうしよう」と思いながらも今の私ができる最大限の回答をさせていただいてきました。

毎回「これで大丈夫だろうか」と不安を覚えるのですが、ありがたいことにお答えしたご相談の1割くらいの方から温かいお返事をいただいています。

ご相談者さんからの報告・メッセージ

例えば「完璧主義で器用貧乏、でも飽き性な自分が嫌だ」と悩まれる学生さんからは、こんな嬉しいメッセージをいただきました。

ひろみさんのお話を聞いて、ゆっくり自分の完璧主義な部分を受け止め、否定するのではなく悪い部分だけでなくて良い部分にも向き合って、少しずつ上手く調整していこうと思えるようになりました。

とっっっっっっっっても嬉しかったです。何度も読み返しました。

私の拙い回答を前向きに受け取っていただけたこと、彼(彼女)自身がとても前向きに歩こうとされている逞しさに勇気をいただきました。

 

また、「あがり症で本番が心配な受験生」からは、こんなDMをいただきました。

こちらもとっっっっっっっても嬉しかったです。

し、見事!第一志望に合格されたとのこと、自分ごとあるいは自分の娘のように嬉しかったです。

 

また、人見知りで面接が苦手」というご相談者さんからは、

というアッパレ!なご報告をいただきました。こちらもとっっっっっっても嬉しかったです!

 

人生の好転は本人の努力の賜物

上記のご相談者さんたちのメッセージを読んでいて私がすごく思うのは、ご本人たちが「前向きに」「努力」した、その賜物だということです。

私は正直、悩みに対してあーでもないこーでもないしか言っていません。しどろもどろな箇所もあるし、とても名解答とは言えません。

回答で共通していること

でも、一つだけ共通していることは、悩みを否定していないという点だと思います。

これは私自身、数年前に適応障害と多型紅斑を併発して苦しんでいた時に気がついたことです。

現状は変えられないし、本質は変わらない。

今の苦しみを受け入れるしかないし、今の自分を受け入れて抱きしめるしか前には進めないのだと学んだことが大きいかもしれません。

 

「弱さ」を曝け出すことの強さ

そして思うんです。

人って、自分の弱さを曝け出せる場所が必要で、そこから底力が生まれるのではないか。

と。

もっと言うと、自分の弱さを曝け出して「認められること」これがとっても大事なのだと。

幼少期の「イヤイヤ期」

落ち着いて考えてみると、これは幼少期の「イヤイヤ期」と似ています。

何でもかんでも「イヤイヤ」という幼児たち。それでもお世話をしてくれるお母さんやお父さん、場合によっては祖母や保護者。

どんな無茶難題を課しても好いていてくれる姿を見て子供は安心感を覚え、自信を持ち、巣立っていく...。

 

残念ながらこの時期を私たちは記憶していないので、どれだけ自分がやりたい放題だったか、どれだけ愛されていたか、覚えていない人がほとんどだと思います。あるいは、幼少期からイヤイヤ言うことすらできなかった方もいるかと思います。

また大人に近づけば近づくほど「やりたい放題」ができなくなったり、自分のカッコ悪いところを隠したくなったりもします。

まずは自分で「受け入れて認める」、次に勇気を出して誰かに曝け出してみる。

でも、幾つにもなっても悩みはつきまとうし(ない方も多いと思いますが!)コンプレックスを感じる瞬間も多々あるでしょう。

 

そんな時、ただがむしゃらに勉強したり筋トレしたり成果を上げることで自信をつける。それも素晴らしいと思います。でも同じくらい有効だなと思うのが、

  1. 自分の弱さをまずは自分で「受け入れる」
  2. それを「それが自分だ」と「認める」
  3. 誰か信頼できる人に「曝け出してみる」
  4. それを「それがあなただよね」と「受け入れてもらう」

この4段階。

 

これらが、人が本当に「強く」なるキーポイントなんだろうと最近思うのです。

「強い」の定義も人によって異なると思いますが、私は「自分を肯定的に捉えられて、時々落ち込んでも最後は前向きに進める」ことだと考えています。

逆にいえば、自分の肯定感が高く前向きな人はこの4つを満たしているのかもしれません。

 

匿名だからこそ曝け出せる

お悩み相談室は、匿名の質問箱を使っています。名前もSNSもニックネームも分からないからこそ曝け出せることもあるのでしょう。私も、相手の顔も名前も分からないからこそ気を楽に話せています。(しかもこのサービスは誹謗中傷や猥褻なワードをAIが見つけて事前にスパムしてくれるんです。ありがたい!)

 

もちろん中には「ひろみに相談するんじゃなかった」と思う方も「逆に傷ついた」と思う方もいると思います。(倫理的に「ん?」と思うメッセージにはビシッということもありますし...。)

そういったみなさんにはただ、謝るしかありません。当時の私が思う最大限の言葉を尽くした結果なのでどうかご容赦くださいませ。また、具体的に「ここが嫌だったのでこうして欲しい」などと教えていただければ私も勉強になりますし、今後の糧になりますのでその際にはお気兼ねなくコメントしてください!

 

最後に

私も完璧な人間ではないので失言もすれば失敗もするし、誰かを傷つけることも無意識にしていると思います。毎日反省することがあります。(実は今日も...)

でもそれをひっくるめて私だし、反省点を改善したいと思っているのも私。全部自分なんです。それを愛し抱きしめて、また前に進む

そうやって、いつか「大丈夫よ」と優しく誰かを励ませるようなおばあちゃんになれたらいいなと思っています。

ちょっと趣旨がズレた感がありますが、今日はこの辺でおいとまします。最後までお読みいただきありがとうございました。

また動画かブログ、あるいは Podcast でお会いしましょう!さようなら。 

 

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ナレーションは方程式。


みなさんこんにちは!ひろみです。

ブログを更新するのはかなり久しぶりで、にもかかわらず毎日いくつかアクセスがあり、一体どなたがどんな記事を覗いてくださっているのだろう?と気になっている私です。お読みいただきありがとうございます。

昨年に引き続き、YouTubeは定期的に更新していますが、ブログは全然できておらず。書かないとやっぱり文章って下手になるんだなぁと現在進行形で実感しています。

さて、今日は昨日のレッスンで痛感したことについて。ちょっと専門的な話になりますが、よろしければお付き合いください。

 

迷走し続けてやっと立体的に見えてきた

現在私はプロのナレーターになるために日々精進しているわけなのですが(私の中の”プロ”は”これを酒匂さんにお願いしたい”と名指しされ、ナレーションだけで生活できる状態のことを指します)、かれこれ3年ちょい試行錯誤したり迷走したり泣いたりぐちゃぐちゃになったりしながら最近ようやく少し物事が「立体的」に見えてきました。

見えるのとできるのは違って、わかっていても見えていてもあと100万倍努力しないと自分のものにはならないんだろうな、と感じています。

簡単だけどできない

昨日は「意味を同じ音で読む」と「その中で意味をふくまらせる読み」を織り交ぜて1文トライしました。簡単に言うと「棒読み」と「抑揚」を1つの文に取り入れる。(厳密にはちょっと違いますが)

とっても簡単そう。

だって、その文章の肝になる言葉を強調すればいいだけなんだもの。

でもね、何度やっても全然できない。全然言葉が膨らんでいなかったり全部抑揚が入ってしまったり。

壁の突破は自分を知ることから

こういうときは、自分の何がネックになっているか?を見極めることが重要です。人によってクセや捉え方、解釈の仕方は違います。その濃度も異なります。なのでまずは「自分」を知ることがとても大切。(人生も然り...)

私の場合、いわゆるアナウンサー読みが癖になっていて、言われた通りにやっているつもりでもどこか「っぽい」読みになってしまう。

さらに言えば私特有の解釈で、「一捻り」してしまう傾向がある。

今まで散々迷走してきているので瞬時にこのことに気づき、修正することができました。ヨカッタ。

「つもり」はダメ、絶対。

いや、まだ身についてないから良くはないんだけど、何事も「わかったつもり」が一番タチが悪いですよね。レッスンの1時間の間にわからなければ「わからない」ままの方がいい。変に「わかったつもり」で間違えて鍛錬しちゃうとその癖を取るのに時間がかかって倍時間を浪費してしまいます。わからないならわからないままにして、わかるまで聞いたり実践すればいい。迷走しそうだったらわかってるものを徹底的に身につける。その方が絶対に効率が良いです。時は金なり。ですからね、本当に!

ナレーションもロジック

話を戻すと、先ほどのテクニックはとにかく2つの要素を明確に使い分けることが大事。ただそれだけ。でも文章ですから不自然なテンポはあり得ない。となると、自然なテンポで切り返しをするのです。運転をしながらギアを切り替えるように(ちょっと違うか)...。

すると、どうでしょう。信じられないくらい「自然に」「聞きやすく」なるんです。やってる本人は全然余裕がなくて必死なのですが。

なんでも「自然体」って一番究極の姿だなと常々感じるのですが、演技でもナレーションでもスポーツでも「自然に」見える人って、もう本当に極めている方だと。

でもそれは当然「自然に」やっているわけでもなく「なんとなく」やっているわけでもなく「っぽく」やっているわけでもなく(自戒)、技術を「丁寧に」「意志を持って」取り入れているのです。仕事です。

文章を書いた人の思いを汲み取り、テクニックをどこでどうやって駆使するか決め、自分の声でそれを表現する。(表現って書くと「っぽく」なりそうなので今はまだ「息に乗せて声を出す」にしましょうかね。)

つまりナレーションも方程式なんです。ロジックなのです。その式や解はいくらでもあっていい。でも明確な式がある。それを作るのが自分、それこそが「個性」

先は長いです。がんばります。でもこのことを頭ではなく目で見えるようになってきたのは大きな成長と捉えます。そうして自分の変化を自分で感じてあげないと、やってられないからね!平坦ではない道のり、自分を鼓舞する術もいくつか身についてきた私です。

最後に

今日の話はあんまりピンと来ない方も多かったかもしれません。あるいはもっと上のレベルのみなさんは「こいつまだこんなこと言ってるのか」と思われるかもしれません。でも今もし私のように成長したいけどもがいている方がいて、その方の(おこがましいですが)何らかのヒントになっていたら幸いです。お互い前を向いて健康第一に、やっていきましょう!

それではまた。さようなら。

 

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2021年の振り返りと決意

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みなさんこんにちは。最後の更新から早5ヶ月も経っていました〜。今年は毎月ブログを書くぞ!なんて思っていたのにとんでもない結果に終わりました😥人間、がんばっても3つくらいしか同時に継続できないのかな〜と思う今日この頃です。(私の場合、YouTubeとナレーションと育児)

さて、気がつけば年の瀬。いかがお過ごしでしょうか。私は今年数年ぶりに年末感があります。お酒は飲めるし、帰省はするし(夫の実家)、息子はご機嫌だし(一番重要)、ハァ〜〜〜〜〜!!!今年もよくがんばったな!!!という感満載でございます。

今年も例に倣ってざっと振り返りをしてみようと思います。お時間ある方はお付き合いくださいませ。

 

1月

あんまり記憶にないくらい、体調不良でフラフラでした。笑

繰り返す乳腺炎に息子の離乳食投げ捨て期、夜泣きに乳首切れそう。今思い出してもよくがんばった私!な月でした。

2月

息子1歳。サプライズ(1歳にサプライズもないのですが😂)には漫画の如く「きょとん」として「わぁ〜〜〜!!!」と驚き喜んでくれた彼。今でも鮮明に思いだせるあの表情。即席で作ったケーキは食べ方がわからずずっと拍手をしていたね。愛おしい時間をありがとう。3人で写真撮ったけど、私も夫も疲れ果ててボロボロだったので載せません。笑

3月

助産師さんのサポートもあって断乳を決意。3日間はしっかり泣いたけど、意外とすんなり受け入れてくれました。寂しくなるかと思いきや、「もう思う存分、飲ませた!!!」感しかなくて、ただ一言「やり切った」でした。お疲れ様私。約2年ぶりのワインはそれはたいそう美味しかったです。

4月

家族写真を撮ってもらいました。カメラマンは夫の仕事仲間のFさん。Fさんとは不思議なご縁で、昨年末引っ越して少し経っててからのこと。夫が仕事関連でTwitter経由で連絡をしたのが彼。オンラインで顔合わせしてたときになんと隣駅に住んでいることが判明。この広い世界の中で、まさかこんな近くに居合わせるなんて!と夫も私もびっくり。引っ越してきてから良いことしかないことの一つにカウントされる出会いでした。彼の本業はカメラではないのですが、しっかり学んで実績もある方で、近所(徒歩3分)の桜並木でたくさんの素敵な写真をたくさん撮ってくれました。金額はゼロが一つ少ないやろー!涙 という破格。来年は目一杯お支払いしたいです。

5月

YouTubeのチャンネル登録者数が伸びてきた頃です。今まで朗読メインに上げていたコンテンツも、雑談の反響が一定数あったので定期的に上げるようになりました。話すのが本当に好きなんだなと自覚しまくっていた時期。

6月

32歳になりました。家族に祝ってもらって、夫に手紙をもらって。幸せな月でした。

7月

息子が風邪を引いて、夫に移って、私にも回ってくるんだろうな...と予想の通り(8月に続く)

8月

しっかり私も体調を崩しました。息子は治ったと思った風邪を振り返し高熱が続く日々。発熱外来は予約で満席。真夏の炎天下、灼熱の太陽をしっかり浴びた車内で待ち、クーラーが聴く前に診察へ呼ばれ、待機し受付。処方箋をもらって薬局へ。を泣き喚く1歳児を抱えて月に2、3回行くのはしんどかったです。おかげさまで私も風邪を引き、味覚も嗅覚もなし。もしかしてコロナなの?と不安になりPCRを受けるも陰性。しかし一向に改善されず救急病院へ。そこでは予想を上回る長蛇長蛇の列。PCR受けるまでに3時間ほどかかり、電話診療で「副鼻腔炎かも」と言われ処方された薬が効いて快方へ。その後耳鼻科へ通院して回復しました。死ぬかと思った10日間。

これが前半。後半もいろいろありました。

息子が車内で閉じ込められたり(いわゆるインキー)、リビングのドアガラスが割れたり、いろいろあった8月。「8月の事件簿」としてYouTubeでお話ししているのでご興味ある方はご笑覧ください😂

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9月

初めて事務所を通して仕事をもらいました!これまでフリーランスとして宅録案件しかこなしていなかった私としては大きな一歩になった気がしました。

先は長いけど、これからもコツコツ積み上げます。

10月

スキンケアメイクのレッスンを受けてきました。人生で初めてしっかり学んだスキンケア。もう超本質的すぎて、もっと早く受ければ良かったなぁと後悔するレベル。中学生の頃に受けたかったな。子供にはしっかりこの基礎を想いを伝えたいと思いました。おかげさまでお肌は以前よりも好調ですし、メイクは楽しいです◎

何より生まれて初めて本当の意味での美意識・健康・自分を大切にすることに向き合うきっかけをもらった気分です。本当にオススメなので、自分の肌やメイクに「うーん」と少しでも感じることがあればぜひこちらへ行ってくださいませ。(PRではありません)

11月

防音室を買いましたYouTubeが伸びてきたこともあり、もっと良い動画を作りたい!と思うようになったのがきっかけです。お値段は少々張りましたが、おかげさまで外の騒音に左右されずサクサクと収録ができいい感じです。

後半は夫の手伝いで人生初のゲームマーケットへ出展。丸一日めちゃくちゃがんばりました。言葉にするのが苦手な夫の想い、毎日のように見てるし聞いてるので思わず大きな声で語ってしまいました。笑 我ながら良い妻ゲットしたな夫!と思います。←

良い出会いもあり、ユーザーさんの生の声も聞けて良い時間となりました。夫とは前職時代から何度かイベントに一緒に出ていたので懐かしさもあり。やっぱり彼と表に立つのは楽しい。その間息子は両親に見ててもらい🙏周りのサポートに感謝です。数年後は息子も一緒に立てたらいいなぁ。

12月

YouTube、もっとたくさんの方に届けたい!という思いが日に日に強くなり、ASMR界では定番のロールプレイに初挑戦しました。実はとても抵抗があった分野。でもやってみると意外と心地良く(作ってる本人も)、また私も友人たちも好んで好んで視聴していることが判明。私の中に変な先入観があったなぁと自覚。と同時に、みるみる登録者数が増えていき、視聴者が望んでいるコンテンツを作る必要性も実感しました。

思い返せば、小さい頃から姉にシナリオを作ってもらっては演じていた私。大人になった今も好きなこと得意なことは変わらないのだなと。何が好きなのかを忘れてしまう人は多いけど、好きなことは物心ついた時から変わらない節、あると思います。

そしてもう一つ。大きな気づきがありました。

幸せになっていい

きっかけは些細な喧嘩(と言っても私が一方的に怒るだけ)。いつものことだったのですが、こんなこと何度も繰り返してはいけないよなぁと思い、久しぶりにカウンセリングを受けました。最後に受けたのは約8ヶ月前。夫婦カウンセリング でお世話になった方に話を聞いてもらった以来です。今回は別の方に依頼しました。

そこで言われたのは「ひろみさんは過去のトラウマをまだ引きずっていて、自覚している以上に人一倍自分に厳しい。もっと自分を許してあげないといけない」ということ。これは3年前に心療内科で言われたこととほぼ同じだったのですが、まだまだ向き合えてなくて改善し切れていないことが判明しました。

それをもとに夫と話し合い。彼の理解とサポートも得て本当の意味で自分を変える努力をする決意をしました。それは「幸せになる」と自分に唱えること。「幸せになっていいんだ」と言ってあげること。

お恥ずかしい話ですが、14、5歳頃から私は「自分は苦労しなくてはいけない」と思い込んで生きてきました。「幸せになるなんて思ってはいけない」と。心のどこかでずっと思い込んでいたんです。そしてそれは人間みんなそう思って生きているのだと思っていました。人間みんなこんなに繊細で、人に気を遣い、本当は息苦しいのに必死に隠してるんだナァ。と。

でも夫に全てさらけ出して、受け止めてもらい、頭の中がまっさらになりました。

私は、幸せになる。なれる。なっている。

と心の底からじわじわと思えたんです。

これまで「自分を大切にする」とか「まずは自分を労ろう」とか周りに言ったこともあったし自分で実践しているつもりだったのですが、全然、てんでできていない事を自覚できた事。そして心から「幸せになる。なれる」と思えたことが2021年の一番のトピックだったかもしれません。笑

 

そのままのあなたがいい

先日、こんな本を買いました。

ここに書いてあるこんな詩に思わず涙がぽろり

赤ちゃん

あわて者でもいい

泣き虫でもいい

手先が不器用でも

音痴でも かまわない

 

もちろん

人が振り向くほどの

美人である必要もない

とりたてて特技がなくても

高尚な趣味も

噂に上るほどの博識も不要

 

おまけに

学歴

職歴

賞罰

一切不問

そのままのあなたがいい

そのままのあなたが好き

赤ちゃんは そう言いたくて

あなたに両手を伸ばしてくる(浜文子)

 

これはお母さんに向けた詩ですが、全ての人に当てはまると思います。

そのままでいい。そのままがいい。そして、幸せになれる。幸せになる。

そう信じてあげられていなかったのは、私だったんだなぁと反省。

息子にもこう言ってあげたい。でもその前に私が自分に言い聞かせよう。そう思いました。

2022年は

そのままの私で、人生を楽しみます!

最後に

今年、いやこれまで私に関わってくださった全ての皆さん、ありがとうございました。最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください!